【8月の無料公開講座】なぜいまクリエイティブシンキングなのか
AI時代に求められるクリエイティブシンキング
生成AIの活用が進み、情報収集や分析、アイデアのたたき台づくりは、以前より短時間で行えるようになりました。
一方で、データや過去の事例をもとに合理的な答えを求めるほど、商品やサービス、企画の方向性が似通っていく可能性もあります。失敗しにくい選択肢を選んだ結果、他社との違いが生まれにくくなる。AI時代には、正しい答えを効率よく導く力だけでなく、そもそもの問いや前提を見直す力が、これまで以上に重要になります。
2026年8月の無料公開講座では、株式会社TBWA HAKUHODO チーフ・クリエイティブ・オフィサーの細田高広氏による「AI時代をのりこなすクリエイティブシンキング 1」を公開します。今回のテーマは「なぜいまクリエイティブシンキングか?」です。
本講座では、クリエイティブシンキングを、一部の専門職や特別な才能を持つ人だけのものとして扱いません。目の前の常識や前提を疑い、現象を多角的に捉えることで、まだ見えていない可能性を広げていく思考法として解説します。
正しい答えを求めるほど、選択肢が狭くなる
ビジネスでは、根拠を整理し、筋道を立てて結論を導く力が欠かせません。
ロジカルシンキングは、複雑な問題を分解し、抜け漏れを防ぎ、関係者との合意形成を進めるうえで有効です。本講座でも、論理的思考そのものが不要になるわけではないと明確に述べられています。
ただし、与えられた問いをそのまま深掘りするだけでは、解決策が常識の範囲に収まりやすくなります。論理的に正しく考えているにもかかわらず、結論が過去の延長線上から出られない。分析や説明に時間をかけても、新しい選択肢が生まれない。こうした状態が起こり得ます。
講座では、可能性を絞り込むロジカルシンキングと、前提を疑いながら可能性を横に広げるクリエイティブシンキングの違いが整理されます。
「問題を解く」前に、問いそのものを見直す
AIは、過去のデータや既存の知識をもとに、複数の選択肢を短時間で提示することを得意とします。
一方で、現在設定されている問題は本当に正しいのか、別の見方はできないか、異なる問いに置き換えたら何が見えるか、と考えるには、人間の経験や感覚、主観も関わります。
講座では、空港で起きた待ち時間の問題を題材に、与えられた問いをそのまま解こうとする場合と、問いの置き方から見直す場合の違いを考えます。
重要なのは、既存の問題をより速く解くことだけではありません。
「そもそも、何を解決しようとしているのか」
「現在の前提にとらわれていないか」
「別の可能性を生む問いはないか」
こうした視点を持つことで、従来の延長線上にはなかった選択肢が見えやすくなります。
人材育成では、思考の幅を広げる機会として活用する
人材育成の観点では、本講座は、与えられた課題を正確に処理する力に加えて、問いそのものを見直す機会として活用できます。
特に、中堅社員や次世代リーダー、管理職候補は、既存業務を着実に進めるだけでなく、これまでとは異なる見方や選択肢を提示することも期待されます。
ただし、ここで求められるのは、根拠のない奇抜なアイデアではありません。
論理的思考によって答えを絞り込む前に、一度立ち止まり、別の見方や可能性を広げてみる。そのうえで、ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを使い、実行可能な選択肢へと整理していくことが重要です。
本講座は、クリエイティブシンキングを単独の能力としてではなく、ほかの思考法と組み合わせて使うものとして捉えています。
クリエイティブは、才能ではなく物の見方
「クリエイティブ」と聞くと、デザイナーや広告制作者など、特定の職種に必要な能力だと感じる人もいるかもしれません。
しかし、本講座で扱うクリエイティブシンキングは、絵を描く能力や、生まれ持ったセンスのことではありません。
固定化した物の見方をほぐし、普段使っていない思考の可動域を広げること。講座では、そのためのフレームや補助線となる考え方を用いながら、再現可能な思考法として捉えています。
AIが既存の答えを効率よく提示する時代だからこそ、人材育成では「答えを出す速さ」だけでなく、「どの問いを考えるのか」を扱う必要があります。
本講座を、社員が自身の思考の癖を振り返り、前提や常識を見直すきっかけとしてご活用ください。
研修としての活用イメージ
本講座は、次世代リーダー研修、中堅社員研修、管理職候補者研修、イノベーション研修などの事前・事後学習に活用できます。
研修で使用する場合は、動画視聴後に、自社の業務や身近な課題を題材として対話する進め方が考えられます。
●自分たちは、与えられた問いをそのまま解こうとしていないか
●過去の事例や既存の前提が、選択肢を狭めていないか
●問いを別の形に置き換えると、どのような可能性が見えてくるか
個人で考えた後に、グループで異なる見方を共有すると、同じ現象に対しても複数の捉え方があることを確認できます。
正解を一つに決めることよりも、「どの前提を疑ったか」「どのように問いを置き換えたか」を言語化することが、研修活用のポイントです。
このような方におすすめです
●AI時代に必要な思考力を育成テーマとして検討している方
●中堅社員、次世代リーダー、管理職候補の思考の幅を広げたい方
●改善案が既存業務の延長にとどまりやすいと感じている方
●商品開発や事業構想など、前提を見直す業務に関わる方
●ロジカルシンキング研修の次に扱うテーマを検討している人事・人材開発担当者
AIが正しい答えを提示する時代に、人はどのように問いを立て、可能性を広げるのか。
本講座では、論理的思考との違いを整理しながら、常識や前提を疑い、新しい可能性を見出すための考え方を解説します。次世代リーダーや管理職候補の思考力育成を検討されている方は、ぜひご視聴ください。
【受講期間】
2026年8月1日(土)~31日(月)
セミナーに参加する
登壇者紹介
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株式会社TBWA HAKUHODO
チーフ・クリエイティブ・オフィサー
細田 高広 氏
注意事項
・お申込いただいた方には、経営者や人事、企業の人材育成ご担当者を対象にしたオンライン映像講座などのご案内をお届けいたします。ご案内後、不要でしたら配信解除をお願いいたします。
・経営者・人事・企業の人材育成ご担当者を対象とします。同業の方、個人の学習目的の方のご参加はご遠慮いただいております。
・本映像講座の無料視聴は、事前連絡なしに終了する場合がございますので、予めご了承ください。